カーペットのタイプ

【カーペットに使われる繊維の特徴】
1)ウール(毛)
親水栓にすぐれていて調湿性があり、手触り、染色性もよく、保湿性があって燃えにくいですが、 虫やカビに侵されやすい欠点があり擦切れ強さも劣る。
2)アクリル
ウールの長所を取り入れ、欠点をなくすように作られた合成繊維。特に耐薬品性があり、虫やカビに使われにくく、 染色の鮮明さ、堅牢度も優れている。欠点は毛羽立つことと、火、熱に弱いこと。
3)ナイロン
擦切れ強さが他の繊維に比べて格段に優れている。叉、へたりにくく、薬品、油、虫、カビの害を受けない。 欠点は紫外線にあたると黄変することと、静電気を帯びやすく、吸湿性がないこと。
4)ポリエステル
カーペット6畳 摩擦に強くて、しわになりにくく、水に濡れても強さが変わらず、太陽光によっても脆化しません。 合成繊維の中では最も熱に強く、虫やカビにも侵されません。欠点はアクリル、ナイロンに比べると染色性に劣ることと、 静電気を帯びやすいこと、吸湿性がない事です。
5)ポリプロピレン
合成繊維の中で最も比重が軽く、酸、アルカリなどの化学薬品に強く虫やカビにも侵されない。 染料となじまず、鮮明性にも乏しいですが、堅牢性に優れている。弾力性に乏しく、固い感触をもっている。

【カットタイプ】
プラッシュ: 最も一般的なカットパイル。パイル長で5?10mmまで
サキソニー: ヒートセットされた撚糸をパイル糸に使い、パネル糸が15mm前後のカットタイプで1本1本のパイル糸の先端に 撚りが戻らないようにセットされている。ペンシルポイントとも呼ばれ、弾力性に富み豪華な感じを与える。
ジャギー: 太めのパイル糸を用い、パイル長25?50mm程度の密度を低く打込んだもの。装飾性が高く、歩行量の多い場所には向いていませんが、 壁掛けにも使われる。

【ループタイプ】
レベルループ: 高さの均一なループを密に打込んだもの。適度の硬さと滑らかさがあるので歩行性の多い場所に付いている。
マルチレベルループ: パイル長に高低をつけたり、太細いを用いたり、ループそのものに変化をもたせたもの。「ハイ・アンド・ロー」とも呼ばれる。

【カット・アンド・ループタイプ】
パイル糸をカットとループで構成したもの

スペシャルサンクス